ネット検索すると、たくさんの種類が出てくるトレイルカメラ。
値段もピンきり。どれが良いのかわからない。違いもよくわからない。
当サイト管理人の私も、初めてトレイルカメラを購入する際、同じ経験をしました。
その経験を生かし、ここでは初めてトレイルカメラを購入する人に向けて、選び方のポイントやスペックに関する用語の意味をお伝えしていきます。
トレイルカメラの選び方5つのポイント
①有名ブランド製品かAmazon・楽天に売ってる中国製か?
- Amazon・楽天に売ってる中国製(3,000〜15,000円)
- ハイクカム(日本 30,000〜80,000円)
- ブローニング(アメリカ 30,000〜70,000円)
- ブッシュネル(アメリカ 30,000〜70,000円)
トレイルカメラは、有名ブランド製品と中国製のあまり知られていないブランド製品に分かれます。
初めてトレイルカメラを購入するなら、Amazonや楽天市場に売ってる中国製でOKです。
というのも、中国製は安価でセンサー検知した人や動物を十分に判別できるくらいのスペックが備わってるからです。
ハイクカム、ブローニング、ブッシュネルは、トレイルカメラで有名なブランド。高機能・高性能で信頼できるブランドです。ただ、その分 お値段がお高めです。
管理人的には、まず中国製の安価な機種を使ってみて、物足りないようなら有名ブランドの高価なトレイルカメラを導入するのが無難だと考えます。
でも、中国製のトレイルカメラって大丈夫なの?という不安もありますよね。
そこで、次のポイントが重要になってきます。
②商品の評価・販売店の評価は悪くないか?
中国製のトレイルカメラを購入するなら、チェックしておきたいのが商品評価と販売店評価の両方です。
- 商品評価:その商品を購入した人の商品に対する評価
- 販売店評価:その商品を販売する業者に対する評価
悪い評価が多いようなら避けましょう。商品自体に問題があったり、サポート対応が悪い可能性が高いからです。
各商品ページに☆星マークで掲載されています。
- Amazon→商品ページにある「この商品は○○が販売し」の○○の部分をタップするとわかります。
- 楽天市場→商品ページ上部の販売店名をタップしたあと、次のページ下部にあるショップのレビューを見るとわかります。
③夜間に赤外線ランプが光るタイプか光らないタイプか?
- 夜間に赤外線ランプがうっすら光る可視ランプ(ローグロータイプ)
- 夜間に赤外線ランプが光らない不可視ランプ(ノーグロータイプ)
トレイルカメラで夜間撮影する場合、赤外線を照射します。
この赤外線の光なんですが、人や動物の目でうっすら確認できるカメラとそうでないカメラが存在します。
どっちがいいのか?
人による盗難被害やイタズラの監視なら、赤外線ランプが光らない不可視ランプのトレイルカメラを。この理由は、赤外線の光に気づいた犯人が、トレイルカメラを壊したり奪ったりするの可能性があるからです。
野生動物の観察なら、どちらでもOKです。野生動物は赤外線の光を気にすることがないうえ、トレイルカメラの存在に気づいても壊したり奪ったりする可能性が低いからです。
④値段
高スペックで値段の高いトレイルカメラを1台買うより、安価なトレイルカメラを2台購入したほうがいい。
トレイルカメラを買う目的は、人の監視か野生動物の観察ですよね。
だとすれば、1箇所にトレイルカメラを仕掛けるより角度や方向を変えた場所に複数台設置するほうが検知&撮影できる確率が大幅にアップします。
多少スペックが低くても、監視・観察する目的なら安いトレイルカメラを2台以上導入するほうが圧倒的にいいです。
⑤迷ったときは、Amazon Choiceやベストセラー商品を
いろいろ調べても決められないなら、Amazon Choiceやベストセラー商品を選びましょう。
Amazon Choiceは、すぐに発送ができて、評価が高く、お求めやすい価格の商品をAmazonがおすすめしている商品です。
そのカテゴリで最も優れた商品とは言い切れませんが、粗悪品である可能性は極めて低いです。
そして Amazonベストセラーは、その商品カテゴリー内の特定期間において、売れ筋1位になった商品です。
「よく売れている=選ばれている商品」なので、こちらも粗悪品である可能性が低い商品と言えます。
トレイルカメラの機能・性能をざっくり解説!選ぶ際の参考に
機能・性能 | 内容 |
動画解像度 | 動画フレームの中に含まれるピクセルの総数。フルHD 1080p・2K・4Kなどと表記。管理人的には、フルHD 1080pあれば十分監視カメラの役割を果たすと考える。 |
静止画画素数 | 写真フレームの中に含まれるピクセルの総数。16MP(1,600万画素)・20MP(2,000万画素)・32MP(3,200万画素)などと表記。トレイルカメラにおいては、画素数が多いほどキレイな写真というわけではないことに注意。これは、画像補完処理後の数値であることがほとんどだから。管理人的には16MP(1,600万画素)あれば十分と考える。 |
トリガースピード | 検知センサーが、人や動物の熱を感知してからシャッターを切るまでの時間。0.2秒〜0.7秒が主流。管理人的には、0.7秒までなら問題ないと考える。 |
リカバリータイム | 撮影終了後、次の撮影が可能になるまでの回復時間。リカバリータイムが短いほど、人や動物を検知したときの撮影数が多くなる。 |
電源 | 基本は単3アルカリ電池で起動。オプション機能として、ACアダプタやソーラーで起動できる機種もある。 |
タイムプラス撮影(インターバル撮影) | 数秒〜数時間ごとに撮影した静止画をつなぎあわせて動画形式で保存する機能。日の出〜日没までの景色、植物の成長などを観察するときに使用する。 |
液晶モニター | ほとんどのトレイルカメラには、本体に液晶モニターが付いている。撮影したい範囲や録画撮影したデータをチェックするときに使用する。 |
メニュー言語 | 日本語表示があるか必ずチェックしよう。 |
スケジュール機能 | 設定した時間内のみトレイルカメラで監視できる機能。夜19時〜朝6時までなど、夜から早朝にかけてのみ監視したいとき利用すると便利。 |
PIR検知角度 | カメラの中心から、どのくらいの角度まで 人や動物を検知できるか?の角度。40度〜120度が主流。角度が大きいほど検知範囲が広がるが、管理人的には40度あれば問題ないと考える。 |
PIR検知範囲 | カメラの中心から、どのくらいの距離まで 人や動物を検知できるか?の距離。10m〜20mが主流。カメラの設置ポイントから監視ポイントまでの距離が長いなら、検知範囲距離が長いものを選ぼう。 |
防塵防水性能 | ほとんどのトレイルカメラは、屋外設置に対応してるので防塵防水性能がある。IPという規格で表示され、IP56 ・IP65・IP66などが主流。左側の数値が防塵、右側の数値が防水。数値が大きいほうが性能が高い。ただし、防水に関してはゲリラ豪雨や台風の際は水が侵入する可能性もある。 |
自動上書き機能 | メモリーカード容量がいっぱいになったとき、古いデータから上書きして保存できる機能。盗難被害や監視場所に異変があったときのみデータを確認するなら自動上書き保存は必須。 |
対応メモリーカード | SDカードまたは、micro SDカード。監視現場でメモリーカードを抜き差しするようなら、ガサの大きいSDカードがおすすめ。自宅でメモリーカードを抜き差しするなら、micro SDカードでも問題なし。トレイルカメラによって、何GBまでのメモリーカードに対応してるか?違いがあるので注意。 |
赤外線照射ライト | 夜間に人や動物を検知したとき、赤外線がぼんやり光るかどうか。不可視ランプ(ノーグロー)・可視ランプ(ローグロー)・白色LEDフラッシュ・ストロボフラッシュがある。野生動物の撮影なら基本どれでも問題なし。カメラの設置を人に気づかれたくない場合は、不可視ランプ(ノーグロー)が良い。不審人物にカメラの設置を気づかれると、カメラを奪われたり壊されたりする可能性があるので。 |
赤外線照射範囲 | 夜間撮影時、白黒で静止画や動画を撮影するための赤外線がどのくらいまで届くか?の距離。管理人的には、15mあれば十分だと考える。 |
パスワード保護 | トレイルカメラの設定を第三者に改ざんされないよう保護するために使用。パスワードを忘れると起動できなくなる可能性もあるので、管理人的には必要ないと考える。 |
保証期間 | 最低でも1年の保証期間はあったほうがいい。 |
付属品 | トレイルカメラ本体のほか、SDカード、AC電源アダプタ、ソーラー電源、USBケーブル、AVケーブル、壁付け用金具などが付属する機種がある。 |
トレイルカメラの商品詳細ページには、機能や専門用語が並んでます。
でも、初めてトレイルカメラを購入する人は???ですよね。
私自身もそうだったので、機能・性能・専門用語などを上記表にわかりやすくまとめました。
トレイルカメラを選ぶ際の参考にしてください。
トレイルカメラの選び方に関するQ&A
- QAmazonでトレイルカメラを買った場合、返品できますか?
- A
商品ページに「Amazon.co.jpが発送します。」と書かれている商品は、販売業者への連絡不要で注文履歴画面より簡単な手続きにより返品可能です。
ただし、商品購入後 約1ヶ月以内となります。
商品購入後1ヶ月以上経過した商品については、保証書等に記載の販売業者への連絡が必要です。
- Q楽天市場でトレイルカメラを買った場合、返品できますか?
- A
購入した販売店の規定によります。返品可能な場合は、購入履歴画面の「ショップに問い合わせ」より返品したい旨を伝えます。
もし返品対応してもらえないときは、楽天安心ショッピングサービスより補償申請することで楽天サイドから対応してもらえます。
- Q国内メーカー品と書かれたトレイルカメラのほうが良いのでしょうか?
- A
Amazonや楽天市場にある国内メーカー品と書かれたトレイルカメラは、販売業者が国内メーカーというだけで、カメラ自体は安価の中国製であるケースがほとんどです。
ただ、問い合わせしやすい。商品の説明書がわかりやすい。などのメリットはあります。
- Q商品レビューを鵜呑みにして大丈夫でしょうか?
- A
100%鵜呑みにしないほうがいいです。
というのも、商品レビューを掲載すればSDカードがもらえるとか、保証期間が1年延長するなど、良いレビューを集めるための仕組づくりを行っている販売店もあるからです。
良いレビューの多さより、悪いレビューが多くないか?を見たほうが無難です。
- QAC電源やソーラー電源は、あったほうが良いのでしょうか?
- A
雨に濡れない場所に設置するなら、AC電源やソーラー電源を使うメリットはあります。
雨に濡れる場所なら、防水性能が落ちるので管理人的にはおすすめできません。
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